魅力ある歌い方


1、発声

一番大切なことは発声です。歌は声を響かせて初めて歌になります。マイクの前で声を出すだけではありません。声帯から出た音が胸で響き口腔で響き歯で響いてマイクを通じて聴衆の耳に到達します。歌とは体を楽器として演奏することなのです。

クラシックの場合は、声を共鳴させ響かせて歌うのですが、そのことに力をいれすぎて聴く人の耳に痛い音となって聴衆の耳に到達することが有ります。それは歌ではなくただの騒音です。無理に発声をするのではなく自然に発声することが大切と考えます。

歌謡曲等の場合は、声楽等にはない、息発声という手法があります。息発声のない歌謡曲は心に響きません。息発声は、音の前に息(空気)が先に出るイメージです。

お腹から声を出すとは、腹式呼吸をすることです。しかし、歌のすべてがお腹から発声するのではありません。特に歌謡曲、シャンソン、ジャズの場合は、時には喉から、息のみの発声の時もあります。

2、音程

音程はずれたりすると聞きずらい不協和音になってしまいます。ピアノで音取りをすると正確な音程を知ることができますが、歌の無いカラオケを何度も聞いてメロディーラインを覚えてから歌うことをお勧めします。

3、リズム

正確なリズムを刻むためには、自らリズムを刻みながら歌うと良いでしょう。特にワルツの場合は三画をイメージして確りとリズムの中で歌うことが大切でしょう。

 

※最後に

歌はどんな上手な人でも欠点はあります。そして、どんな下手な人でも学ぶところが有ります。 歌はどのような歌い方でも良いと思います。ただ、自分だけで満足なら進歩はありません。他人に聴かせて心に響く歌を歌いたいものです。

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